2020年2月14日(金)に呼吸ケア管理室主催の職員向け勉強会を開催しました。今回の勉強会では小橋医局長が「COPDを知る。」をテーマに講演を行いました。
COPDは慢性閉塞性肺疾患といいます。タバコ煙が原因で呼吸がしづらくなり、慢性の咳や痰、労作時の呼吸が困難になるなどの症状が出る病気です。COPDは、患者さまが病気と付き合いながら、増悪をできるだけ起こさず、より良い生活をできるように日常生活を管理していくことが必要となります。そのためには、薬物療法だけでなく、患者さまご自身のセルフマネジメント(自己管理)が重要です。
今回の勉強会では、スタッフ一人一人が、COPDの理解を深め患者さまへのケアへとつなげていけるよう、COPDの病態やセルフマネジメントにおける必要な視点(運動療法、栄養療法、増悪への対応)について講義を行いました。
はるひ呼吸器病院では、こうした勉強会を通じて呼吸器疾患患者さまに携わるスタッフの育成を行い、今後も、医療の質の向上に努めて参ります。

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- 2020年2月26日
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2019年12月14日に開催されました、東海呼吸ケア・リハビリテーション研究会大会にて、当院の呼吸ケア管理室の谷口看護師が発表を行いました。
今回の発表は、「呼吸器専門病院における人工呼吸器安全管理 ~クライシスマネジメントと意思決定科学に焦点をあてて~」と題して行い、当院における人工呼吸器の安全管理の取り組みと看護師の初期対応を意思決定科学を踏まえ発表を行いました。
そのほか研究会では、在宅におけるアドバンスケアプランニングや非がん性呼吸器疾患の呼吸器リハビリや緩和ケアなど呼吸器にまつわる様々なテーマで講演が行われました。
今後も、当院ではこうした研究に積極的に参画し呼吸器疾患診療の発展に寄与していきます。

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- 2019年12月18日
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先日11月11日、12日に実施されました、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会に当院のスタッフがポスター演題にて発表を行いました。
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会は、今回「医療技術の進歩と呼吸ケアの新たな展開」をテーマに行われました。
当院スタッフの発表演題は、「慢性期呼吸器病棟における口腔ケアによる経済的効果」であり、経済的観点から看護師による口腔ケアの効果についてどのような影響があるのかを調査し発表をおこないました。
今回の学会で呼吸ケアに関係する、およそ2,500名が参加をされました。
こうした学会への参加を含め、当院はこれからも、呼吸器疾患診療の質の向上に貢献できるよう取り組んでいきます。

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- 2019年11月20日
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11月5日に清須市役所にて、新型インフルエンザの講習会が行われました。
今回当院の齊藤院長が講師として清須市の職員の皆様に新型インフルエンザについて講義を行いました。


新型インフルエンザと呼ばれるものは、インフルエンザA型が変異したものになります。
新型インフルエンザは、感染率が高く、体の中に免疫がないため若年者も重症化しやすくなります。
また、感染が広がると全国的な被害となるため他の自治体も同様の対応に迫られるため他からの支援が期待できません。
自分たちの自治体、病院、市民の方々などと地域社会の総力をあげて対応をしていく必要があります。
はるひ呼吸器病院もそうした非常時にはすばやく対応できるよう準備をしていきます。
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- 2019年11月6日
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2019年10月18日に感染対策講習会を実施しました。
今回の感染対策講習会は、”結核”をテーマに実施をしました。
厚生労働省は結核について、「結核は、結核菌によって発生するわが国の主要な感染症の一つです。 毎年新たに1万5000人以上の患者が発生しており、世界的にみても日本はまだ結核の低まん延国ではありません。」と発信しています。
愛知県でみても、年間約1,100人が発病しており、愛知県は、まだまだ結核への注意が必要な都道府県となっています。
当院は、呼吸器疾患専門病院として結核の予防と治療を行うことで撲滅へ取り組んでいます。今回の勉強会では、撲滅へ向け正しい知識をつけるため講習会を行いました。今後も、勉強会や実習、臨床を通し、呼吸器医療の充実に貢献できるよう取り組んで参ります。

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- 2019年10月30日
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2019年9月21日にはるひ吸入勉強会を開催しました。
当院は、呼吸器疾患の専門病院であり、気管支喘息やCOPDの患者さまが多く来院されます。今回勉強会を行った吸入薬は、これらの疾患の患者さまの多くに使用される薬です。吸入薬は、吸入の方法の如何によっては治療の効果が大きく変わってくる薬であり、長く使用されている患者さまによっては、自己流になってしまい正しい吸入ができていない場合が多くあります。
患者さまへ正しく理解いただくように伝えることは、吸入支援をする上で重要なスキルとなっています。
そのため今回は、吸入支援普及のために尽力されている大垣市民病院の白木先生を中心としたチームの皆様をお招きし、勉強会を実施していただきました。
勉強会では、吸入デモ器を用いて、グループごとに吸入指導のロールプレイングを行い、日々の吸入指導業務の確認を行いました。
当院では、呼吸器の専門性を高めよりよい治療へとつなげていきます。

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- 2019年10月2日
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当院では、医療安全に関する講習会と感染対策の講習会を年2回全職員へ向けて実施しています。
2019年度上期の医療安全に関する講習会として、弁護士の先生をお招きして、医療と法律についてのお話をしていただきました。
診療というものが、法律上どういった解釈から行われているのか、患者さまと医療従事者の関係は、法律を軸にした視点からみるとどうとらえられるのかを弁護士という法律の専門科からご講義頂きました。
医療を通して我々は多くの患者さまと接します。日々行われる医療行為には、患者さまへの説明と同意(インフォームドコンセント)が非常に重要になってきます。この説明と同意は、どのように行うべきか。患者さまによりご納得いただき医療提供をおこなっていくにはどうすべきかなど、患者さまとの対応について法律面からご講義いただきました。
当院では、講習会や研修を通して、職員一人一人の自己研鑽に努めています。個人個人のスキルアップに寄与できるよう教育体制を構築し患者さまへの医療提供体制を強化していきます。

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- 2019年9月27日
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9月5日に開催されました「第2回一宮地区IPF講演会」において、当院の小橋医局長が講演を行いました。
【講演概要】
講演会名:第2回一宮地区IPF講演会
講師名 :医局長 小橋 保夫
講演内容:「当院における間質性肺炎の診断」
開催日時 : 2019年9月5日
今後もこのような講演会を通じ、患者さまが信頼できる医療の質の向上を目指していく所存です。
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- 2019年9月10日
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2019年8月8日(木)に呼吸ケア管理室主催の職員向け勉強会を開催しました。
今回の勉強会は、善野臨床検査技師が「肺機能検査について~検査のやり方と結果の見方~」をテーマに開催しました。
当院は、呼吸器疾患専門病院のため呼吸器疾患をお持ちの方が多く来院されます。そうした患者さまの幅広い疾患に対応するため、専門的な呼吸機能検査機器を数多く設置しています。
今回の勉強会では、当院が診療で使用する肺機能検査6種類の説明がありました。それぞれの機器でどういったことが検査できるか、呼吸器疾患患者の検査結果はどういった特徴をもっているかなど実例を用いて詳しくお話しいただきました。
最後の質疑応答では、日頃から患者さまに多く接している職員から、検査に関する疑問など多くの質問がありました。
当院では、このような勉強会を通して、看護師やコメディカルの知識の向上と医療の質の向上に取り組んでいます。

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- 2019年8月14日
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2019年6月27日(木)に呼吸ケア管理室主催の職員向け勉強会を開催しました。
今回の勉強会は、慢性呼吸器疾患看護認定看護師の西村師長が「NPPVマスクを制する者はNPPVを制す!!と言っても過言ではないくらい重要なマスクフィッティングを、体験しながら学びましょう」をテーマに開催しました。
NPPV (Noninvasive Positive Pressure Ventilation: Ventilation:非侵襲的陽圧換気)とは、侵襲的気道確保(気管挿管)なしに行う人工呼吸法です。
NPPV装着中の管理において、患者さまに治療に対する拒否感を与えてしまうか、“呼吸が楽になった感覚”を覚えていただけるか、また効果的な治療に結びつけるつけることができるか。これらは、マスクフィッティングおよびマスクの選定技術がとても大きく影響します。
今回の勉強会では、NPPVにおけるマスクフィッティングがいかに重要であるかを学ぶ機会となりました。導入時のマスクフィッティングは、患者さまがNPPVを受け入れるために非常に重要になります。どのタイプのマスクを選ぶと良いのか、各マスクの特徴や、フィッティングのコツや工夫などすぐに実践に活用できるような知識を学びました。
勉強会後半には、実際に人工呼吸器を用いて、マスクフィッティングの実習を行いました。患者さまの立場になり、マスクや人工呼吸器の感覚などを体験することで、患者さまに寄り添った看護を行えるよう取り組んでいます。
当院では、このような勉強会を通して、知識の向上、医療の質の向上に努めています。


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- 2019年7月8日
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